バグ報告のしかた(伺かの場合)

id:ukiya:20091121 の続きです。
前回書いたのは、一般的なソフトウェアのバグ報告の仕方でした。


伺かでも、その原則は同じなのですが、伺かの場合だけの特殊事情があります。
それは、伺かは、何人もの作者がいる、いくつもの部品で構成されている、ということ。
だから、何か起きた時、「報告するったって、誰に?」というのが問題になります。


そこで、伺かの場合の、簡単な切り分け方法を書いてみたいと思います。
「切り分け」とは、システム屋さんの用語で、「問題がどの部分にあるか、どの部分は関係ないかをつきとめること」です。

ゴーストのトークに誤字脱字がある。変な記号を喋る。\0と\1が入れ替わる。表情がおかしい。

これは、十中八九、ゴースト側に問題があります。
ゴースト作者に問い合わせをしてみましょう。


その際も、前回の原則を心がけてください。
つまり、最低限、「どのトークで起きたか」を「正確に」伝えると良いです。


SSPなら、CTRL+Lでスクリプトログウィンドウを出せるので、そこから、問題の起きたトークをそのまま、作者に伝えることができます。

特定ゴーストの更新ができない。ゴーストの更新でエラーが出る。

これも、ゴースト側か、配布サイトの問題であることが多いです。
エラーが出たならその内容を、作者に伝えてみましょう。

特定ゴーストの根本的な動作がおかしい。

例えばお座りする筈のゴーストが座らない、音楽が鳴る筈のゴーストで鳴らない、何も喋らない、など。


これは、ゴースト側、システム側、どちらの問題かの判断は難しいです。
が、特定のゴーストで起きる問題なのであれば、まずはゴースト作者に問い合わせてみるのが良いと思います。
もしゴースト作者で手に負えない問題であれば、きっと、ゴースト作者がシステム作者に問い合わせをするでしょう。その際、ゴースト作者は、大抵の場合あなたよりも詳しく、システム作者と相談をすることができるからです。

エラーダイアログが出る。あるいは、SSPが固まったり、落ちたりする。

一番厄介な問題です。
エラーダイアログが出るのは、里々ゴーストで、ゴースト側に問題があるケースも多いのですが、SAORI絡みだったりして、システムに詳しくない人にとっては切り分けは難しいです。


掲示板や、うかちゃ などのコミュニティで同じ現象が起きている人が居ないか探すか、或いは My View - Bug Tracking System for SSP などで報告すると良いと思います。
報告をする際には、なるべく前回の原則を心がけましょう。お互いの時間の節約になります。