id:yune_kotomi:20061218:1166464886
私はカケラの樹を使ったことが無い…どころか、アウトラインエディタというものを
殆ど使ったことが無かったりするのだけれど*1。
ゆねねねを信じて、率直な意見。
2006/12/21 追記:こんなのあったら面白いかも。
多分、アウトラインエディッティングというのは、過程であって結果では無い、
というのが大きいのではないかな。
文章を構築する過程で必要な機能であって、文章が構築されてしまったら、
その機能はもう必要ではなくなる、という意味で。
で、過程というのは(複数人で何かをやらない限り)自分の中に留めておきたい、
というのが一般的な心理として、多分、あると思う。
一人でやる作業ならローカルの方が機能、速度、その他色々な点で優れているし。
そうなると、それをあえてWebでやるメリットというのは、
- ブラウザさえあればどこでもその文章を編集できる
- 書いた端から自動的に公開可能
という点なわけだけれど、そのメリットを求めるのであれば、
表現力とかの関係で、どうしてもWikiや何かの方が上に来てしまう。
もう一点。
カケラの樹はフリーソフトではなくて、フリーWebサービスなのだけれど、
「自分の文章は自分のところで公開したい」というのは、心理的なものとして
結構強いと思う。
Webサービスのblogがこれだけ出ていても、blogのCGIなんかの人気が衰えないのを見ても。
私も、id記法や何かが便利だからはてなを使っているけど、はてなと同等機能の
blog CGIがあったならばそっちに乗り換えるかもしれない。
つまるところ、カケラの樹がWikiに組み込み可能なものであったり、
或いはカケラの樹自身が、アウトライン志向のWiki(というかCMS)であったならば
使っていたかもしれない。
以上、率直な感想でした。
それにしてもゆねねねねーはタイトルのセンスがあるなあ。
「カケラの樹」とか「雨上がりの〜」とか「想磨灯」とか、かっこいい。