古いぱそこん

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なんかすごく懐かしい雰囲気のドット絵が。
ドット絵じゃないか。なんて言えばいいんだろう。


私はMSXユーザだったわけですが、その頃の絵って、256x192の16色
とかだったわけで、今考えると信じられませんね。アイコンかそれは。


それでもアドベンチャーゲームとか一生懸命作られてたわけで、
ポートピア連続殺人事件なんて媒体がカセットテープで、多分BASICで
動いてて、BASICが一生懸命線を引いたり色を塗ったりするのが目で
追える速度で、とか言ってるときりがありませんね。


複数のドットを市松模様において中間色を表現する職人さんが居て、
そういえばテレビ画面(当時はテレビにパソコンを繋いだのです)に
サランラップを貼り付けて、そこにマジックで絵を描いて、それを
お絵かきツールで拾っていく「ラップスキャン」というのがあって、
とか言っててもきりがありません。


当時小学生だった私は、方眼紙に8x8や16x16の白黒の絵を描いて、
それを1行1行16進数に変換して、スプライトを作って、
原理の理解できていないBASICで見よう見まねでゲームを作って、
その頃のゲームはとても小学生が気軽に買える値段じゃなかったから、
1年に1〜2本くらいしか買ってもらえなくて、そうやって自分で
ゲームを作れるMSXは無限の可能性を秘めた箱に見えて、そういえば
雑誌に自分のゲームが載った時は信じられないくらい嬉しくて、
あの頃は雑誌に載ると原稿料とかそのゲームを収めたROMカセットとか
貰えて、それは今でも実家に行けば残ってて、とかもきりがないです。


こういうの、同じ時代を共有した人とお話したら一晩かかりそうな。
とりあえずあれだ、ねここなたかわええ。ということで。