id:wiz-stargazer:20070409:1176051042を見て私もちょっと考えてみました。
ブログや掲示板や拍手やメール、といったものは、全部コミュニケーションツールです。
従って、大きな分類として、
- コミュニケーションの形態が1:1なのか1:nなのか、m:nなのか、
- コミュニケーションが一方向なのか相互なのか。
これでコミュニケーションのトポロジーが決まりますね。
他に大きな要素としては、次のようなものが考えられます。
- Public(不特定多数に公開)なのかPrivate(関係者のみに公開)なのか。
- リアルタイム(発信した情報が即時に相手に伝わる)のかどうか。
上記の分類で既存の主なサービスを適当に書き出してみるとこんな感じでしょうか。
アプリ | 形態 | 方向 | 公開 | 即時 |
メール | 1:1 | ⇔ | × | × |
拍手 | 1:1 | → | × | × |
メッセンジャー | 1:1(〜m:n) | ⇔ | × | ○ |
IRC | (1:1〜)m:n | ⇔ | × | ○ |
Lingr | m:n | ⇔ | ○ | ○ |
HTML日記 | 1:n | → | ○ | × |
ブログ | 1:n | ⇔ | ○ | × |
掲示板 | m:n | ⇔ | ○ | × |
Wiki | m:n | ⇔ | ○ | × |
大体それぞれの性格の違いを反映できてるかと思います。
掲示板とWikiは同じになっていますが、記事単位で整理される(Wiki)のか、
時系列で整理される(掲示板)のかの違いですね。
ここにない組み合わせのサービス、例えば1:1なんだけど公開されて即時、
がもしあるとしたら、どんなサービスだろう、とか考えると面白いです。