ゴースト間コミュ。

なんだか今日はモノにならない小ネタ撒き散らしモードだなあ。まあいいか。


ゴースト間のコミュニケーションについて。


ゴーストを2体以上同時に立てる、ということがそもそも少ない
(デスクトップ占有面積とかの関係で)のかもしれませんが、
2体以上立てたときに、ユーザにばかり話しかけるのは、やっぱり不自然です。


今、ゴースト間では何が見えているかというと、デフォルトでは互いの名前くらい。
これじゃ別室に居て、互いの名前だけ知らされたようなもので、
まあ不自然になるのも仕方ないです。


頑張れば相手の当たり判定くらいは取れますが、そこどまりですね。
相手の性別も種族も外見も、ゴースト同士では見えていません。


見知らぬ人間同士が会ったらどんな反応をするか。
まずは、外見で、男なのか、女なのか、(あるいは別種族なのか)、
どんな服を着ているのか、だいたいの年齢、くらいは判断するでしょう。


で、その情報に基づいて、お互いに会話や質問をするわけです。
例えば相手が猫耳をつけていれば、その耳はホンモノですか、とか、
ナース服を着ていれば看護婦さんですか、とか、スコップ持ってればうねねですか、
とか、ご趣味はなんですか、とか、とか、とか…


これ、ゴーストでやろうとしたらどうなるか。


まずは、お互いに外見の情報をやりとりしないといけないですね。
これは会話ではないので、ユーザに見えないところでやらなければいけません。
ですので、お互いにDSSTPでOnVisibleInfoとか何か、適当なイベントを投げ合って
外見情報を伝える必要があるでしょう。


その後、コミュで会話するわけですが、何分ゴーストですので、
自然言語は理解できません。
ですので、コミュのトークと同時に、付随情報を使って、例えば「質問:職業」とか、
「質問:武器」とか、「質問:好きな食べ物」といった、定型化された
「何のトークをしていますよ」情報を送る必要があるでしょう。
それに対してはコミュで「回答:職業:看護婦」とか、「回答:武器:スコップ」
「回答:好きな食べ物:納豆」と、これまた定型化された回答を返す必要があります。


勿論外見情報も、自然言語でやりとりするわけにはいかないので、
「性別:男」とか、「服装:ナース服」なんて形で情報を送る必要がありますね。


こういった、属性に関する定型化された文字列をみんなで共有し、
各ゴーストにそれらに対する反応を仕込んで、やっとゴーストは
互いのことを知ることができるようになります。


それまでは、「外見を知覚し、自然言語を理解する」という作業は、ゴースト作者、
つまり人間サマが代理するしかないわけで、つまるところ今はその状態なわけですが。


…無理だなあ、これ。